ココラブログ

【新卒物語3】ココラブルは「良い会社」なのか?!

shimizou

2017卒のココラブログ卒業連載3本目、ラストを務めます、しみぞうです!

ココラブルとの出合いは約2年前。
幾度となく面談を重ねる中でココラブルに惹かれ、入社を決意。

内定をいただいてから1年間は内定者インターンとして、入社して1年間は新入社員として、忙しくも充実した日々を過ごしてきましたが、本当にあっという間の2年間でした。

さて、今回は、社会人2年目に入る節目の記事として、この1年間の振り返りをしたいと思います。

ココラブルに入社を決めた理由

僕の目から見たココラブルの第一印象は、「丁寧な採用活動をしている企業」でした。

世の中には大きく分けると2種類の企業があります。

ひとつは、採用効率と即戦力人材の確保を重視し、ESやグループワークでフィルターをかける企業。
もうひとつは、会社とのマッチングを重視し、懇切丁寧に面談や面接を重ねる企業。

企業の規模や方針などにもよるため、一概にどちらの企業が良い・悪いということではないのですが、僕は後者の企業の方が合う気がしましたし、入社してからの満足度は高いと思います。

ココラブルの採用は後者の手法を取っており、その人が入社することが本当に「お互いのためになるのか」を徹底的に突き詰めることを非常に大切にしています。

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(ココラブルの採用活動に関しては、過去記事をご覧ください)

僕が最終的に企業選びの軸としていたのは、以下の4点です。

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1. 成長性のある市場で、成長性のある事業をしている
2. 組織の変化や事業の成長を肌で感じることができる環境である
3. 様々な業務に携わることができ、幅広いスキルを身につけることができる
4. チャレンジを推進していて、適切なフィードバックがある
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この軸に当てはまる企業かどうか、入社後に「こんなはずじゃなかった」と思うことがないように徹底的に考え、何度も面談をし、疑問をぶつけ、もやもやと悩んでいることなどもいろいろと相談していました。

おかげで、納得感を持って入社を決めることができました。

入社後に「ギャップ」はあったか

上記の4点の軸に当てはまる企業だ、と思ったうえで入社を決めたわけですが、実際にココラブルがその軸に当てはまる企業だったかどうか、振り返ってみます。

1. 成長性のある市場で、成長性のある事業をしている
ココラブルはWEBマーケティングを得意とする企業ですが、ココラブルが属するWEB業界は、IT業界の中でも最も変化と成長が著しい領域です。

WEBというと分かりづらいので、「情報を世界中に共有する仕組み」と言い換えてもいいでしょう。

今やWEBサイトは、簡単なものならほんの数分で作ることができます。
SNSで私生活や意見を発信することもできますし、絵を描いたり音楽を作ったりして投稿サイトに掲載することだってできます。

そして、誰もが「情報を世界中に共有する」ことができるようになったために、その本質的な価値に対しての要求水準は急激に上がっています。

既に良質なコンテンツが世界中に溢れているからこそ、もはや「作れば売れる」「作れば見てもらえる」時代ではなく、「どうやって売るか」「どうやって見てもらうか」を考え抜いた人・企業だけが成功できる時代なのです。

今後もWEBマーケティングの必要性と需要は拡大する一方だと思われます。
ココラブルは、「成長性のある市場で、成長性のある事業をしている」と言えます。

2. 組織の変化や事業の成長を肌で感じることができる環境である
僕が新卒として入社してから、幾度となく組織の変更が行われました。

例えば、僕が所属している「越境コマース事業」は既存の商品の売り先として国内市場にも活路を見出し、新たに国内市場を開拓するチームが発足しました。

例えば、「メディアサービス事業」はもともとtoB事業を主力事業としていたのですが、
「温泉むすめ」を立ち上げ、さらに「ビール女子」を譲り受けることで、toC事業により力を入れ始めました。

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ビール女子

それらのプロジェクトは現在、着実に売上を伸ばしており、まさに組織の変化に立ち会いながら、
立ち上がりから事業の成長を肌で感じることができています。

3. 様々な業務に携わることができ、幅広いスキルを身につけることができる
入社からこれまでの1年間で、本当に様々な経験をしてきました。

特別なスキルや能力があったわけではなかったので、まずは何か得意なことを作ろうと、プロジェクトで使うことの多かったExcelの勉強を始めました。
もともと数学は大の苦手でしたが、今や数十種類の関数を用いて、「Excelでやりたいこと」はほとんど実現できるようになりました。
Excelと言えばしみぞう、ということで、今年の新卒メンバーのExcel研修も僕が担当しました。

大量のデータを扱う必要もあったので、SQLというプログラミング言語を習得しました。
プログラミングの経験もほとんどなかったのですが、簡単なデータの取得や整理であれば、エンジニアの方に頼まずともできるようになりました。

また、新規でプロジェクトを始めるにあたり、試行フェーズでデザイナーの稼働が取れない時期には、Photoshopをはじめとするソフトについて学び、自らデザインをするようになりました。

基本的にベンチャー企業というのは、どんなタイミングでも人手が足りないものです。
なぜなら、常に新しいことに挑戦し、やらなければならないことが湧いて出てきているような状態こそが、ベンチャー企業のあるべき姿だからです。

常に必要に応じて新たな業務に挑戦することで、幅広いスキルを身につけることができました。

4. チャレンジを推進していて、そのチャレンジに対してのフィードバックがある
多くの企業で「チャレンジする環境があります」とはうたっているものの、実際にそのような環境があるかどうかは自分で見極めなければなりません。

ココラブルは、もともと単一事業で勝負するというよりも、複数の事業を並行して展開することでリスクヘッジをしつつシナジーを生み、その総合力が強みになるという方針の企業です。
したがって、常にたくさんのプロジェクトが進行しており、数多くのポジションが空いています。
また、チャンスがあればすぐに新規プロジェクトの話が始まります。

そして適性のあるメンバーが手を挙げれば、タイミングや状況にもよりますが、誰でもジョインすることが可能なのです。

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(僕が所属する越境コマース事業部も、4年ほど前に新設された事業部です)

実際に僕は去年の12月頃から、2つの新規プロジェクトのリーダーを務めています。
もちろん経験も実力もまだまだ伴っていないので、至らない部分はたくさんありますが、それでも挑戦を推奨してくれる環境です。
そして、何か不安なことや困っていることがあれば、いつでも上司に相談することができます。

まさに、自分が望んでいた通りの働き方ができていると思います。

ココラブルで1年間を過ごして思ったこと

これまで1年間、必死で仕事と向き合ってきて、大切だと思ったことが3つあります。

①効率化を徹底すること
同じ作業をしていても、10分で終わる人がいる一方で、1時間かかる人がいます。
この違いは、意識レベルで「効率化しようとしているか」ということと、技術レベルで「効率化できているか」の2つによるものと考えています。

まず、意識レベルで効率化しようとする思考を身につけるには、自分の手に負えないほどのタスクに直面し続け、効率化の必要性を本当に実感するほかありません。
そして、技術レベルで効率化するためには、とにかく経験を積むことです。

そのためにも、まずは自分のできることをどんどん増やしていき、ひたすらそれに取り組んで行くことで、自分にいい意味での負荷をかけ、効率化していきたいと思っています。

②責任を負うこと
入社後しばらくは、売上や利益などを意識することや、それをもとに自分の意見を言うことがとにかくできませんでした。
意見を求められても無難なことしか言うことができず、「自分は意見を言うのが苦手な性格なんだ」と思い込んでいました。

しかし、プロジェクトリーダーを務めるようになり、それが勘違いだったということが分かりました。

自分でプロジェクト全体を見渡しているので、常に売上や利益やその他のKPIについて常に気を配っていますし、
KPIが変動した際には「なぜそうなったのか」「どうすればもっと改善するのか」をひたすら考えるようになりました。
考えが深まれば深まるほど説得力も増し自信も生まれるので、苦手だと思っていた意見を言うことが躊躇なくできるようになりました。

自分が責任ある立場に立つと、必然的にコミットメント意識が生まれます。そしてそのコミットメント意識こそが、バリューを出すためには絶対に必要なのだと分かりました。

③冷静になること
目の前の業務に没頭していると、つい、今やるべきでないことに手を伸ばしてしまうことがあります。
あるいは、プロジェクトを必死で推し進めていて、ふと「あれ、これって本当に必要なことなんだっけ」と我に返ることがあります。

人間は誰しも、何かに集中すると他のことが見えなくなります。
集中することも重要ですが、その方向性を誤ってしまったり、過度に集中しすぎてしまうと、大きな見当違いをしていることがよくあります。

「忙しいな」と思うときほど、一度冷静になって、課題が正しく設定されているか、今取り組んでいることが最良の課題達成の手段なのか、
考え漏れていることはないかを振り返ることが、本当に大事だと思います。

最後に

「良い会社」という言葉がありますが、「誰にとっても良い会社」というのは存在しません。
同様に、「誰にとっても良い仕事」も存在しません。
それは、人により適性も価値観も大きく異なるからです。

ここまで読んでくださった方には伝わっていることだと思いますが、僕にとって、ココラブルはまさに「良い会社」でした。
それは1年経った今、振り返っても断言できます。

まだまだ、やりたいことも、やるべきことも、たくさんあります。
2年目の立場に恥じぬよう、日々全力で仕事に取り組んでいきます!

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