ココラブルは、2011年の創業以来、グロースマーケティングを強みとし、ToC（消費者向け）事業とToB（企業向け）事業の両輪で成長を続けています。中でも、常に進化する最新技術を積極的に取り入れ、それぞれの事業領域で活用することで、競争力の向上と顧客への価値提供を実現しています。
本記事では、実際に導入している最新技術とその活用事例をご紹介します。
ToC事業における最新技術の活用
ココラブルのToC事業では、越境ECを中心とした自社ブランド商品の展開を通じて、世界中の生活者に向けたサービスを提供しています。この領域では、次の2つの技術を中心に活用しています。
1. AIによる需要予測
過去の販売実績や季節要因、市場トレンド、広告施策の影響などを分析し、商品ごとの需要を高精度で予測します。これにより、在庫の最適化や売上機会の最大化を実現し、無駄なコストを抑える経営判断が可能になっています。
2. データ分析による商品開発
顧客の購買履歴、レビュー、SNS上での声といったデータを分析し、潜在的なニーズや改善点を抽出。
これらのインサイトを元に、新商品開発や既存商品のアップデートに反映させています。実際に、ユーザーの声を反映した商品の改良が売上増加につながっております。
ToB事業における最新技術の活用
一方、ToB事業では、クライアント企業のマーケティング支援、とくにSNS広告運用やインフルエンサーマーケティングの領域で多くの実績があります。
こちらでは、以下の2つの技術を活用しています。
1. AIによるペルソナの規定や広告コピーの提案
広告運用業務において、生成AIを活用して既存顧客データを解析し、効果的なペルソナ像を複数パターンで生成。さらに、それぞれのペルソナに最適な広告コピーをAIに提案させることで、仮説検証のサイクルを高速化しています。
従来は人の感覚に頼っていた領域に、スピードアップと精度向上を持ち込むことができました。
2. データドリブンなコンテンツ制作
SNS投稿や広告素材について、過去の配信効果やテスト結果を分析し、成果の出やすい訴求構成・トーン・デザインを導き出しています。制作の各プロセスに「根拠ある判断」を取り入れることで、少数精鋭のチームでも高品質なアウトプットを実現しています。
事業間の技術連携と相乗効果
ココラブルでは、ToC・ToB双方の事業を展開しているからこそ、技術とノウハウの双方向的な活用が可能となっています。
・ノウハウの共有：自社ブランドでの成功事例を、クライアント企業のマーケティング支援に活かすことで、より実践的な提案が可能に。
・技術の応用：ToC事業で導入したAI技術や業務プロセスを、ToB事業でも同様に展開し、業務活動やサービスでの成果出しを効率化。
・人材の育成：両事業の経験を通じて、マーケティングにおける汎用性の高いスキルを持つ人材を育成。
こうした相乗効果により、単なる技術導入にとどまらない、持続的な企業成長のエンジンを構築しています。
今後の展望
ココラブルは今後も、最新技術を「単なるツール」ではなく、「事業成長の起点」として捉え、戦略的に導入・運用していきます。
AIやデータ分析を活用しながらも、最終的には“人”が介在することで、顧客体験の質をさらに高めていく 、そんなマーケティングの在り方を目指しています。
こうした取り組みに共感し、「技術とマーケティングの交差点で、自分の力を試したい」と感じた方がいれば、ぜひココラブルの門を叩いてみてください。
私たちは、変化を楽しみ、成長し続ける仲間をいつでも歓迎しています。
