みなさん、こんにちは。ブログ担当のしほです。
2025年12月より新しく代表取締役社長に就任された石毛さんに、今回のテーマ
「ココラブルの経営方針 – 変化の時代に、ココラブルが大切にしていること -」
についてお話を伺いました。
変化のスピードが増している中、会社として何を軸に判断し、どのような未来を描いていくのか‥石毛さんが大切にしている考えを、お届けしたいと思います。
ココラブルの経営方針 – 変化の時代に、私たちが大切にしていること
ここ最近、デジタル広告の領域は本当に大きな転換期を迎えていると感じています。
メディア環境はより複雑になり、AIの活用は一段と加速し、プライバシー規制も強まっていて、私たちを取り巻く環境の変化スピードは、これまで以上に速くなっています。
クライアント企業から求められる支援も、確実に高度化しています。
短い期間で成果を出し続けること、そして継続的に伴走することが、これまで以上に重要になってきました。
また、越境ECにおいても同様で、各国の関税見直し、原材料・エネルギーコストの高騰、主要プラットフォームのルール変更など、事業運営を左右する要素が大きく動いています。
こうした外部の変化は、企業側でコントロールできないことがほとんどで、だからこそ柔軟さと判断のスピードが求められます。
そのうえで、私たちココラブルが大切にしている考え方があります。
それは「変化を予測しすぎない」 ということです。
未来を完全に読み切ることは難しい。
だからこそ、変化そのものに強い組織であり続けることこそが、今の時代において最も重要だと考えています。
変化に強い組織は、卓越した“実行力”から生まれる
外部環境の変化そのものは避けられません。
しかし、その変化をチャンスに変えられるかどうかは、“日々の実行力”にかかっています。
私たちはこれを 「オペレーションエクセレンス」 と呼び、組織として最も力を入れているテーマのひとつに位置づけています。
オペレーションエクセレンスとは、卓越した実行力・運用力を組織全体で発揮できている状態のことです。
そのためには、属人化をなくし、業務を仕組み化していくことが欠かせません。
誰か一人に依存するのではなく、どのメンバーでも一定水準以上の価値を提供できる体制をつくる。
そうすることで、変化の激しい市場でも、安定した品質とスピードを保てるようになります。
そして、仕組み化は単なる効率化のためだけのものではありません。
“変化に対応する余白をつくる”ための経営判断でもあります。
日々の業務が標準化されていれば、新しい施策に挑戦したり、クライアントからの新しいニーズにすぐに応えたりする余力が生まれます。
変わり続ける市場に対して一歩先を行くために、まずはオペレーションを磨き続けること。
その姿勢こそが、私たちの競争力の源泉だと考えています。
マルチスキル人材の育成が、変化対応力を加速させる
もう一つ、私たちココラブルが特に力を入れているのが「マルチスキル人材の育成」です。
広告運用、クリエイティブ、データ分析、越境EC運用など、これまで分断されがちだった領域を横断的に理解することで、メンバー一人ひとりの“変化への強さ”は一気に高まります。
一つのスキルに頼るのではなく、複数のスキルを組み合わせて、自ら価値を生み出していける人材が増えていく。
それは組織全体にとっても大きなアドバンテージになります。
もちろん、マルチスキル化は決して簡単なプロセスではありません。
時間もかかりますし、学びへの投資も欠かせません。
それでも、変化の激しい今の時代において、人材の総合力は最も汎用性の高い資産だと考えています。
だからこそ、私たちとしても学ぶ機会や挑戦の機会を広げ、メンバーの成長を後押しする取り組みを継続しています。
「変化に強い組織」を、未来のスタンダードに
私たちは、外部環境の変化に振り回されるのではなく、変化を前提に前へ進んでいける組織を目指しています。
そのために取り組んでいるのが、オペレーションエクセレンスの強化であり、マルチスキル人材の育成です。
変化が多い時代だからこそ、確かな実行力と、柔軟に学び続ける姿勢を持つ組織が強い。
そして、その土台があるからこそ、クライアントに対して一貫した価値を提供し続けることができると考えています。
変化に強い組織であることを“当たり前”にしていく。
そのスタンダードをつくることこそが、これからの私たちの大きな使命です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
石毛さんが「変化に強い組織づくり」に真剣に向き合っていることを感じていただけたのではないでしょうか。
市場が大きく動く中で、私たち自身も学び続け、実行し続けることが求められています。
その中心にある考え方を、こうして皆さんにお届けできたことを嬉しく思います。
これからもココラブルの取り組みや挑戦をブログを通して発信していきますので、
次回の記事もお楽しみに!




