こんにちは、人事のしほです。
今回は、代表の森さんに「ココラブルの未来」をテーマにお話を伺いました。ココラブルのビジョン、戦略、メンバーへの期待、そして森さん自身のリーダーシップ論まで、多岐にわたる内容を前編後編の2部構成でお届けします。前編はビジョンと戦略についてです。それではどうぞ!
ビジョンと今期の目標
– まずは、ココラブルのビジョンについて教えてください。
ココラブルには、ミッション=変わらないもの、変えないもの、ココラブルが軸としてずっと持っていくもの、ビジョン=ミッションを実現するために達成するべきこと、バリュー=ココラブルのメンバーが大切にする価値観、という3つの大切にしているものがあります。その中でビジョンは、「この国のポテンシャルを引き出し最大化させるグロースエージェンシーになる」というものです。これには、お客様への価値提供を通じて、社会全体や日本に貢献したいという想いが込められています。商品開発やマーケティングの専門チームとしていい商品を広め、日本の可能性を世界に広げたいと考えています。
このビジョンを具体化するために、中長期的な目標を設定しています。SNS広告を中心としたマーケティング支援事業では「グロース支援企業として日本No.1」を目指すこと、越境コマースを中心とした自社事業では「世界No.1のニッチブランドを複数構築する」ことを目標としています。小さい市場やカテゴリーであっても、その分野でNo.1になれるような事業作りが大切だと思っています。
– 大きな目標ですね!では、今期の目標について具体的にお聞かせください。
今期はTOPPANグループ入りをした1年目になります。ですので、まずTOPPANとのグループシナジーを生み出すことが重要だと考えています。トータルな提案を行うことでSNS広告代理店としてだけではなくクライアントのDX課題に踏み込み、経営課題を包括的にサポートできる体制を目指しています。
今期の戦略と重点施策
– その目標達成のために、具体的にどんな戦略を取られていますか?
大きく3つの柱があります。
1つ目はやはり、TOPPANとの連携を通じた課題解決です。僕達のメンバーがTOPPANに常駐してお客様の課題を把握し、ココラブルやグループの持つソリューションで解決していきます。一方で、TOPPAN側からもメンバーを受け入れグループ全体でのノウハウの還流や底上げを図っていきたいと思っています。
2つ目は、対応領域の拡大です。SNS広告のみにとどまらずマーケティング全体、またEC支援の領域に進出していきたいと考えています。僕達の持つ越境コマースのノウハウをうまく活用しながら、お客様の多様なニーズに対応していきます。
3つ目は、営業ドリブン型への組織転換です。ココラブルはSNS広告の運用に注力したいという、ある意味真面目なメンバーが多いので、どうしてもSNS広告のみで、とか、受け身なカルチャーもなくはなかったんですよね。これまではその特徴からお客様のニーズを拾いきれていなかった部分もあったかと思います。お客様に対してきちんと色々なサービスをご提案し全体でグロースに貢献できる組織に転換していきたいと考えています。
– それぞれの事業の進捗状況についても教えてください。
特に広告やマーケティングの支援分野において、TOPPANとの協業は順調に進んでいます。両社のリソースやノウハウを共有し合うことで、新しい案件が増えているので、ここは更に加速させたいと思っています。EC事業では、商品数の拡大だけでなく、新しい売り場や売り方の開拓も進んでいます。これまでの自分たちの強みだったSNS広告のみ、Amazonのみ、といった一本足打法からより幅の広い事業展開ができるようになってきたと思います。
-前編-まとめ
ここまでは「ココラブルの未来」というテーマで、ビジョンやそこに向けての具体的な取り組み、その進捗などを森さんに話してもらいました。TOPPANグループになって約半年が経ちますが、ココラブルがこれまで大切にしてきたミッション・ビジョン・バリューは変わらず、そのビジョンを実現する方法が大きく広がり、実際に前進していることを実感する期間でした。
後編は社内カルチャーやメンバーについてです。ココラブルがミッション・ビジョンに真摯に向き合い取り組めるのは、それを可能にする社内カルチャーとメンバーがいてくれるからこそだと思っています。次回は社内カルチャーの特徴やそのために大切にしていること、メンバーに期待していることなどをお届けします。お楽しみに!