コラム

ここらぼ社との経営統合について

ここらぼ社との経営統合について

この度、ココラブルは、福岡に拠点を置くここらぼ株式会社(以下「ここらぼ」)との間で、事業統合を行い、1つのチームとして経営推進していくことで合意しました。
各事業のスピード感を優先するため、ここらぼからココラブルへの事業譲渡というスキームを採用し、事後ここらぼは解散・清算へと移ります。

元来そして現在も、ここらぼはココラブルのグループ会社として多くの案件を共同で取り組んでいます。その関係自体に大きな問題があったわけではなく、両社の経営状況が悪化したわけでもありません。
ここらぼ、ココラブル、両社の経営陣とも、ぶっちゃけ、今の関係の方が「ご機嫌にやれる」ことは明白でした。
しかし、それぞれが本気で次の階段を上るためには、「ご機嫌」や「我欲」を捨てて、共に「勝負をかける」方向に舵を切らなければならない、という覚悟の上に決定いたしました。
事業として統合を加速するのは以下の3つです。
1.開発事業
2.ソリューション事業
3.コンテンツマーケティング事業

まず、一番大きな開発事業について。
ココラブルは、このタイミングまでエンジニアリングをそれほど必要としない事業を中心に展開してきました。それは、エンジニアの体制を作るのであれば、個別にプレイヤーを採用するのではなくマネジメントの基盤を構築してから、という思いが強かったからです。
(その弊害で、既存のエンジニアのメンバーには迷惑ばかりかけました。。すいません)
その上で、ココラブルの案件の実開発は主に、ここらぼにて受け持ってもらってきました。
幸いにもこの1月から新しいメンバーが合流してくれ、エンジニアのマネジメントチームを構築し、採用、教育、展開を一気にはかっていくことになりました。また開発がボトルネックだった、諸々のプロジェクト・施策もガッツリ進めていく形になります。
そういう状況の中での、エンジニアリング強化のための最初の1手目を「開発力の量的強化」と定めました。

一方、ここらぼは、高い技術力を持ちながら、更に上流への展開、自主事業への進出を模索していました。
ただ、受注事業を行いながらの自主事業展開は、非常に難しいのが実情です。
受託戦略も、ココラブルの案件に特化するのか、ココラブル以外の案件を増やしていくのか。方向性を模索する期間も長かったのも事実です。
その意味で、両社の稼働を共有し、より高付加価値のプロジェクトへと寄せていくべき、という流れを選択するのは必然でもあります。

次にソリューション事業、コンテンツマーケティング事業について。
ココラブルが行っている両事業の作業を、ここらぼにてサポートしてもらっています。ここでも受発注関係をベースにしたコミュニケーション齟齬が少なくなく発生していました。
地理的な遠さは、思った以上にお互いの思いを隠します。
「そういう意味ではないのに・・」「こういう言い方はないよね」
細かい話ですが、このコミュニケーションをどうにかしたい、という思いもありました。

人間は、状況の虜です。
どんな人間であろうと、状況自体を変えなければ、本質的な問題は決してなくなることはなく、また同じことが起こります。

僕たちは、この状況を変えたいと思いました。
顧客・市場・競合・従業員に対し、両社がどういう関係であるべきか、という態度で考えれば答えは1つでした。
メンバーが同じ視線を持つ状況を作ればいい、つまり同じチームになればいいということです。

ただ、言うことは易しいですが、実行は簡単ではありません。
本決断に際し、ここらぼ経営陣が悩まなかったはずがありません。
(僕も前職にて、グループ子会社の立場から統合への反対を唱えていたので、ここらぼ経営陣の気持ちもよく理解できます)
しかし、彼らは迷うことなく、本質を解決する選択をしました。
僕はその覚悟に対し最大限のリスペクトを送りたいと思います。

世界を見てみれば、いくつもの素晴らしいサービスが存在しています。
そして、この先、何人もの強敵と相まみえることでしょう。
まだまだ、先は長い。
顧客・市場・競合・従業員に真摯に向き合うこと。そこからしか始まらないと改めて考えています。

新生ココラブルをどうぞよろしくお願いします。

一覧にもどる
ページトップへ
当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキー(Cookie)を使用しています。
サイトのクッキー(Cookie)の使用に関しては、「プライバシーポリシー」をお読みください。
OK