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ネットサービスにおける商圏について その1

ネットサービスにおける商圏について その1

「社長業」という名著をお書きになり、僕も私淑している経営コンサルタントの牟田学先生は、ビジネスにおける商圏というものをカテゴライズされた。
第一次商圏、第二次商圏、第三次商圏というものがあると。
そして、それによってビジネスのやり方が違うのだ、と喝破された。

第一次商圏というのは、自宅から半径2キロから3キロで都合がつく商売。
ガソリンスタンドやコンビニなどがこれにあたる。
こういった商圏のビジネスは、もう立地が非常に大きな要素で、多店舗、他地域展開を志向しないと大きくならない。
なので、職人気質の1店舗を目指すのではなければ、最初からFC展開や仕組み化を考えておかないといけない。

第二次商圏というのは、料亭やホテル、旅館など。
もう少しお客様が広範囲に広がり、比較的広い商圏を対象にしているビジネスである。
これは名前やブランド、なにより定期的に人に来ていただけるイベント設計やきっかけづくり、また手紙やDMなどの顧客コミュニケーションが大事なビジネスである、と。

第三次商圏というのは、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオなど。
国を超えて、ここに来たい!と思わせるテーマパークなどがそれにあたる。
これは大規模な初期投資が必要になることはもちろん、継続的な改修改善を可能にする体力があるか。
また何より、1日では絶対見切れない、数回来ても理解しきれない、懐の深さを許容できる世界観、テーマと企業体力が重要であると。

まあ、多少間違ってれば、それは僕の責任なんで許してほしいがw、そんなことを書かれていた記憶があります。

で、僕はネットサービスも商圏というものがあるんだと思うのですよ。

ということで、そのあたりの話は、次回。

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