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【ShopNow】Instagramショッピング機能徹底解明!~数値データ編~


前回の更新から期間が空いてしまいましたが、今回からFacebook広告研究所は、SNS広告研究所として再発進いたします!

今回はSNSの中でも、Facebook社が2012年に買収したアプリである、Instagramに注目していきます。
Instagramは2017年3月時点で、日本国内に置ける月間利用者数2,000万人を突破世界全体では2018年6月に10億人を突破したと報じられおり、昨今成長著しいSNSです。Instagramユーザーの約70%が、何らかの消費行動を起こしたという調査もあります。
Instagramにおいて広告出稿が開始されたのは2015年と、Facebookに比べるとずいぶん最近です。現在はInstagramのタイムラインだけでなく、ストーリーズにも広告が配信できるようになっているなど、広告のメニューのバリエーションが増えてきています。またInstagram広告配信の管理画面はFacebookと同じことから、Facebook広告を利用している多くの企業がInstagram広告も活用しています。ココラブルでは、2011年の創業時よりFacebook広告事業を行っており、Instagram広告が開始された2015年以降、Instagram広告の運用も行っています。

Instagramショッピング機能(ショップナウ)とは?

FacebookNewsRoomより そんなInstagramが2018年6月6日に、ショッピング機能(ショップナウ機能)を日本でもリリースしました。ショッピング機能とは、Instagramにおける投稿中の商品に対して、商材の金額、商材名、さらに商材のリンクページをタグ付けすることができる機能です。(下部画像を参照)現在は広告利用することはできず、オーガニックの投稿のみ可能となっています。
海外では同年3月ごろからアパレル系の会社であるKateSpadeやBurberryなどといった会社を皮切りに、ショッピング機能が先行導入されていたため、日本国内としては待望の追加機能と言えます。企業のInstagramアカウントを運用されているご担当者様は、ショッピング機能の導入により、いいね数やエンゲージメント率がどのように変化するのか気になるところではないでしょうか。今回、弊社が運営するInstagramのアカウントで、ショッピング機能の分析をしてみました。

ショッピング機能の利用による、いいね数の推移について


アカウント概要:金物系商材
広告化の有無:無
フォロワー数:15,000人

機能が付与されたのが6月6日、弊社において、Instagramのショッピング機能を活用して最初に投稿を行ったのが、6月11日です。以下にて2018/6/6~2018/6/22の期間におけるポストのデータを出してみました。
以下図に沿って見ていければと思います。まずはインプレッションに対する、いいね数(LTR)です。10本の投稿のうち、赤で囲っている部分がショッピング機能を用いた投稿です。

LTR_IG
4、6、10はそれぞれLTRが高くなっています。直近の10本の投稿のうち、ショッピング機能を利用していた3本すべてのLTRが高いといった結果がでました。
さらに下の図はいいねにコメントやリンククリック、保存機能の使用といった指標を加えた「エンゲージメント」全体の数値から出した数値、eCTRを用いた図です。
エンゲージメント全体でみると、LTRと比較したときと大きな変化はありませんでした。ですが、エンゲージメントの内訳をみると、1つ興味深い数値がありました。

eCTR_IG
それが保存機能です。以下インプレッション数に対する、保存数の推移です。
Saved_IG
4、6、10それぞれの保存数が増えています。さらに、10の保存数比率が4、6に比べて多いことにも着目しました。
4、6の共通点は、Repost(他ユーザーの投稿を利用したポスト)を行っているという点です。それぞれ違う画像を投稿しているため、一概には言えませんが、通常投稿よりは保存率が高いものの、通常のショッピング機能利用は、Repostと組み合わせたショッピング機能の利用と比較して、ユーザーから保存されやすい傾向があると考えられます。

ShopNow_Instagramショッピング機能を使いこなす_数値データ編_

ショップ機能の利用によって計測できる指標

通常ビジネスアカウントの設定を行うと、投稿ごとに以下の指標を見ることができるようになります。
・インプレッション
・リーチ数
・ライク数
・コメント数
・保存数

ショップ機能を利用して投稿されたポストはさらに以下の項目を見ることが出来ます。

・投稿からInstagram内の商品詳細への遷移数
・Instagram内の商品詳細から購入画面への遷移数

Instagramページ内の商品詳細から、Instagramページ外の製品詳細ページ=購入画面への遷移率は各投稿30%以上ありました。

アカウントによって、効果が変わってくる可能性、またユーザーのみなさんが慣れてくることで数値に変化がでてくることも考えられます。まずは一度使用してみることで、ご自身の商材との相性を確認してみてください。