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前回、Facebook広告のテストで、年代を取り入れたテキストの方がより効果が高いということをお伝えしました。今回は、最近注目を集めているFacebookの新しい配信方法【oCPM配信】についてお話したいと思います。

まずは、Facebook広告で利用可能な配信手法を整理しておきましょう。

① CPC配信(クリック課金配信)

クリック毎に料金がかかる配信手法。

② CPM配信(インプレッション課金配信)

表示回数(インプレッション)ごとに料金がかかる配信手法。CPC配信と違うのは、1回ごとに課金されるのではなく、表示回数1,000回で課金されるという点です。

③ oCPM配信(最適化インプレッション課金配信)

CPM配信と同じく、表示回数毎に料金がかかる配信手法。

しかし、CPM配信とは大きな違いがあります。それは、設定する広告の目的に対して最適なユーザーに自動的に配信されるということ。

つまり、oCPMを配信する前に、Facebook側で目的(例: コンバージョンや動画再生など)を達成したユーザーの情報を蓄積し、独自のアルゴリズムで目的を達成しやすいユーザーを割り出し、最適化して配信しているということです。

そのためまずはコンバージョンする人の傾向データをFacebook上で溜める必要があります。弊社で行っている方法としては、

1.「CPC配信」で原稿のA/Bテスト

2. 効果の高い原稿の上位何本かを「oCPM配信」に変更

3. 広告を約2~3週間配信することによって、コンバージョンするユーザーや広告の傾向の情報を溜めていくことで、さらに最適化していく

また一方で、oCPM配信はランダムに配信され、日によって設定予算を全額消化したり、しなかったりと予算調整が難しいというデメリットもあります。

各配信方法の違いが分かったところで、今回は「CPC配信」と「oCPM配信」の数値を比較検証したいと思います。同じ広告原稿を、「CPC配信」と「oCPM配信」とで配信し、A/Bテストを実施しました。

【事例1】スキンケア商品の場合

スキンケア商品

CTR CPC配信 > oCPM配信 その差は1.08倍ほど(ほぼ差がない状態といえます)

CVR CPC配信 > oCPM配信 その差は1.5倍!!

【事例2】飲料商品の場合

飲料商品

CTR  CPC配信 < oCPM配信 その差は2.17倍!!

CVR  CPC配信 < oCPM配信 その差は4.25倍!!

全く同じ広告原稿を配信していたにも関わらず、「oCPM配信」を行うだけで、結果にはこれだけの差が出ました。

またさらに、「oCPM配信」の場合、広告の効果が悪いと自動的に配信量が少なくなるので、CPAが高くなりすぎるのを予防してくれます!いかがでしたでしょうか。

弊社が行った、今回のFacebookにおけるA/Bテストでは、「oCPM配信」のほうが高い広告効果が出ています。しかし、他の配信方法で実績のある広告を取り入れているからこその結果といえます。「oCPM配信」と「CPC配信」(あるいはCPM配信)をそれぞれ組み合わせて使うことがより良い効果を出すことにつながります。

今後、試してみてはいかがでしょうか?

次回は、「通常配信広告」VS「類似配信広告」についての検証結果をお伝えします。